第5回講習会 ( 2008年6月12日 ) のご報告 第5回は「 ドゥー・シュークル 」 の佐藤 均シェフでした。 翌週の16日、月曜日にシェフの2店舗目である、 「 シュークリー 」 が開店と言う 一番お忙しい中を快く来て下さった、 佐藤シェフに、まず感謝の講習会でした。 打ち合わせの時から、本当に色々と こちらの気持ちを理解して下さると共に こちらが恐縮してしまうほどの心遣いを示して下さったシェフ。 そんなシェフのお人柄がとても表れた、 誠実で丁寧な教え方で心温まる講習会だったように感じます。 皆さんからの質問に対しても、 「 口下手だから・・・」 と仰りながらも とても判り易く答えて下さっていました。 修業してきたSweets を味に関しては勿論、食感も含め 素材から感じる奥深さ、厚さを考えながら 日本人の口に合うようにアレンジするのを 得意とされているだけでなく、 和の素材も取り入れられるのがとてもお上手なシェフは 常に合理的、機能的に動ける作業性を重んじて、 効率的な仕事が出来るように仕込みの準備をなさったり、 作業その物の時間短縮を図る為に道具を特注なさったり 新しい便利な道具を見つけるべく 合羽橋にもよく行かれていると仰っていました。 今回の講習会でも お求め易い値段でブレンダーとチョッパーと泡立てと 1台で3役をこなすハンドブレンダーや レモンの皮をすりおろす時には 大小のゼスターを紹介して下さっていました。 そして、現場では、スタッフの方にはあまり声を掛けず その代わり、尋ねられたら、きちんと説明が出来るように 心の準備をなさっているとの事。 常に上から目線ではなく、考えてもらうと言う スタンスで接していらっしゃるのでしょうか・・・? 思わず、シェフの懐の奥深さを感じてしまう私です。 1店舗目である、 江戸川区平井のお店 「 ドゥー・シュークル 」では 場所柄、どの世代の方にも受け入れて頂ける様に あえて、フランス菓子とお店に掲げず、リキュールなども使わず 下町に合う家庭的で暖かいお店を心がけて来られたので ともすればお菓子好きな人には 物足りなかったかも知れないけれど 今度の人形町の「シュークリー」では、 サラリーマンである男性も入りやすいお店にして、 ギフト商品も充実させて 今まで出来なかった個性的なSweets も出していきたいとの事。 これからは、その時の自分の気持ちに合わせて 平井と人形町の2つのお店でシェフのSweets を戴けるのは とても嬉しい事ですね。 これからも、紹介制だからこその お仲間に信頼され実力のある、 Sweets に愛情を注いでいらっしゃる素敵なシェフ達に Sweets Please の講習会をして頂きたいと思った1日でした。 |
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普通の主婦が始めたスイーツ好きのための講習会「スィーツプリーズ」